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2004.07.22

韓国人Jリーガー第1号

 タイトルと『謎の円盤UFO』の第1話は無関係。

 きのうの日韓オリンピック代表フレンドリーマッチ。試合の内容は本番直前ということもあって、たがいにあんまり無理もしなかったし、ま、どうでもいい。でも、見てる途中で気がついたんだけど、最近は日韓戦といっても、ぜんぜん燃えないんだよね。個人的に。10年前だったら「フレンドリーマッチだろうがなんだろうが、敵をたたきつぶせ~!」みたいにノリで見てたはずなのに、いまはとても冷静に(笑)ちゃんとプレーを(爆)見ているのだ。それどころか、韓国選手がいいプレーをすると拍手してるし。

 なぜこうなったかというと、やっぱりJの登場が大きい。Jリーグができて、韓国のトッププレイヤーも加入するようになり、そのプレーを見ているうちに、韓国選手に対するリスペクトが高まったのである。

 とくに、韓国人Jリーガー第1号になった盧廷潤(ノジュンユン)は、選手としてはもちろん、人間的にも、たぶん世界でいちばん尊敬しているサッカープレイヤーである。以下、記憶だけで書くので間違いがあるかもしれないが……

 ノさんが大卒でいきなりサンフレッチェにはいったとき、韓国では非国民呼ばわりされたと聞く。当時の状況なら、それも当然だろう。それが理由でA代表もはずされたんじゃなかったかな。でも、ノさんはそれに対して「自分はサッカープレイヤーであり、もとめられればどこででもプレーする」という主旨の発言をして、サンフレッチェで結果をのこしつづけ、やがて実力で代表復帰もはたした。

 じゃ、韓国でのプレーに関心がなかったのかというと、もちろん正反対。韓国代表のユニフォームには最大の敬意をはらっている。ノさんはサンフレッチェのあと、セレッソ、アビスパとわたりあるいたが、そのアビスパで、チームのふがいなさに怒ったばかが、あろうことか韓国代表ユニフォームをピッチにいたノさんに投げつけたことがある。

 このとき、ノさんはこのばかと小競りあいを演じた。代表ユニフォームを投げ捨てられて、黙ってとおりすぎるわけにはいかなかったのだ。

 ノジュンユンという選手は、こういう人物だ。サッカーにリスペクトして、おのれの信念をつらぬき、ひたむきにプレーすることで、日韓の垣根の一端までとりはらってしまった、偉大なプレイヤーなのである。個人的にも、ノさんがいなかったら、きっとまだ洪明甫(ホンミョンボ)や柳想鉄(ユサンチョル)、安貞桓(アンジョンファン)といった韓国のトッププレイヤーのことさえ知らなかったはずで、そーいう意味でもノさんには感謝してもしきれない。

 で、いまはというと、Jでいちばん好きな選手はユサンチョルだったりするから始末が悪い >私。(^_^;) アンジョンファンまで行っちゃったんで、昔は蛇蠍のごとく嫌っていたマリノスを、ひそかに応援している自分がなさけないというか。(;_;)

 これじゃ、日韓戦といっても、どっちもホームみたいな感じになっちゃって、燃えないのがあたり前かも。これはこれで、困ったことではある。

 

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