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2004.09.11

電子レンジ延命

 電子レンジが壊れた。作動スイッチというのか、タイマーというか、要するにつまみなんだが、くるりと回転する部分がとれちゃったのである。

 とれた接合部を見ると、厚さ0.3ミリくらいしかないプラスチックの軸受けが、内部の金属軸に対してタテに裂けちゃってる。のこった部分は全体の2割くらい。これじゃ、とれちゃうよな~。というより、いままでもったのが不思議なくらい。そう。このレンジは買って12年くらいたつ骨董品なのであった。(^^ゞ

 とーこちゃんによると、電子レンジではこの部分がいちばん壊れやすいのだそうだ。でも、本体の機能とは関係ないから、ペンチで直接に金属軸をまわし、使いつづけている知りあいもいるという。ま、これだけ肉薄のプラスチックじゃ、あつかい方しだいでは2~3年しかもたないかもしれないもんね。なんだか、いわゆるひとつの都市伝説である「ソニータイマー」の正体見たり、薄プラスチック、みたいな気もしたが、それはまたべつのお話。(^^ゞ

 最初はうちもラジオペンチを横に置いておこうかと、ふたりで話していたが、もう12年使って充分にもとはとったし、ダメモトで修理してみようかと提案、了承される(笑)。やったー、修理だ~。こーいうおもちゃいじり……ぢゃない修復って、大好きなんだよね~。(^^)

 方法はもちろん考えてある。プラモ用の造形具を使うのだ。今回選んだのは、タミヤのエポキシパテ。A剤とB剤を粘土みたいにこねて使うタイプで、「GSIクレオス・Mr.強力エポキシパテ P-115」という型番のもの。これがあつかいやすくって、硬化するとふつうのプラスチックより頑丈だし、しかもいわゆる「ひけ」がすくないという、ものすごく便利なやつで、今回みたいなちょっとした修復では、とても重宝するのだ。

 さっそく、タテに裂けた部分を掃除して、油分などを除去してから、パテを適量、かたちよく盛りつける。ついでに、のこっている2割の裏側にも盛って、補強してやり、ちょうどパテが硬化しはじめたところで、ぐいっと金属軸に押しこんだ。

 これで、ひと晩放置。翌朝、完全にかたまったころを見はからって、つまみをまわしてみると……おお、完全にくっついた~。スムースにまわるぞ。ここ数年、ずっとぐらぐらしてたんだけど、今回はちょっと揺すったくらいじゃびくともしない。(^^) このやり方だと、本体表面のプラスチック・カバーとくっついちゃう可能性があって、それを心配していたんだけど、ぜんぜん問題なし。やったー。うまくいった。

 ただ、手でまわすぶんにはわからない、微妙なひっかかりがあるらしく、タイマーが動かない。(^_^;)

 このくらいは、しかたないか。タイマーが使えなくても、横に時計を置いときゃいいわけで、ラジオペンチでまわすよりはまし。ということで、いちおう成功とする。ちょっと自尊心が痛いけど。(^^;;;

 その夕方。夕飯をつくる時間になり、レンジを使ってみた。余談だが、とーこちゃんは勤め人だから、平日の夕飯は私が担当しているのである。これでも、いちおうもと料理人なので、つくるのは苦にならないし、メニューを考えたり、買い物にいくのは、むしろいい気分転換になる……とかいうのは、またべつのお話。(^^ゞ

 とにかく、なんか素材を解凍するのに、レンジを使ってみた。すると……タイマーもちゃんと動くじゃん!!

 エポキシパテは「ひけ」がすくないと書いたが、完全にないわけじゃない。多少は「ひけ」る。そのため、プラモでエポキシパテを使ってなにか造形する場合は、微妙に大きめにつくって、硬化後ヤスリなどで成型するのが一般的やり方なのだが、今回はその「ひけ」がうまく機能して、ごくわずかなひっかかりが消えたらしい。ラッキー!(^^)v いや、ラッキーをとおりこして、大成功だ~!!v(^^)v

 というわけで、レンジは延命に成功してしまった。このぶんなら、あともう12年くらい、使えるかもね~。(^^)

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