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2004.10.18

私の前をとおりすぎていったPCたち1(前編)

 ベタなタイトルだなあ。全角にして22文字もある。(^_^;)

 お約束のろーだんがらみの昔話。そもそも仕事にPCを導入したきっかけについてを。

 PCをはじめて買ったのは、9年半近く前の1995年5月末、家にとどいたのは6月4日だった。仕事のつごうで、いきなり必要になったのである。

 それまで、原稿はいわゆるワープロ専用機で書いていて、こっちは25歳ではじめていじくってから、12年で4機か5機、使いたおした。後半の2~3機はSHARPの「書院」で、『ハンドブック1』はこれで書いたもの。通常巻のカバー裏、一時やっていたオビの登場人物紹介なども同じである。

 一方、編集の仕事はそれまで、紙のゲラに朱字(あか)を入れるという、古典的方法ですんでいた。たとえば、ろーだんはいわゆる校正と、用字用語の統一、専門用語のチェック、シリーズの前後関係のつじつまあわせ、原書に齟齬があった場合の修正がおもな作業だったので、朱字を入れるだけで充分に対応できたのだ。

 ところが、ろーだん暦213巻から事情ががらりと変わった。松谷先生以外の翻訳者がはいったことで、会話の言葉づかいをはじめ、文体を違和感のないものにするという作業がくわわり、これを紙の上でやると時間的にパンクすることがわかったのである。具体的には、私の朱入れが1カ月、版元でそれを原稿ファイルに反映させるのにまた1カ月かかり、それはまたはじめから校正しないとならない程度の完成度でしかないという状態だ。このあと、また校正以降の作業をくりかえしていたのでは、ほぼ月に1冊ずつの発行には、とても間にあわない。いちおう、このときの2冊は紙の上でやったのだが、案の定、あっという間に予備時間を使いはたしてしまった。

 そこで、版元と相談した結果、ファイルを直接に編集しちゃおうということになった。これなら、私のところで2~3週間の修正を入れれば、基本的にかたづくから。

 ただし、テキスト・ファイルを書院で使えるようにして、作業後またリッチテキスト・コンバーターにかけたりしていると、文字化けも多くなる。ここは版元と同じか、似たようなPC環境を導入したほうがいい。

 というわけで、214巻のゲラなど一式を神田の版元に持っていったさい、担当の方に編集部が使っているシステムとか推奨アプリなど、必要な環境を教えてもらい、その足で秋葉に行って速攻で買ったのが、初代マシンである。

 NECの「PC9821-Xp/C8W」。

 あとから知ったのだが、なかなかの名機だったらしい。思えば、ここからPCとの格闘がはじまったんだな。(つづく)

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