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2006.01.25

星のカギ、魔法の小箱

 秘密結社メンバーの評論家、小谷真理さんから、著書をご恵贈いただいたので、例によってご紹介。

kobako
『星のカギ、魔法の小箱』(小谷真理著 中央公論新社刊)

 読売新聞に04年1月から05年3月まで連載した「小谷真理のファンタジー&SF玉手箱」を改題したもので、SF・ファンタジー小説60点を子供向けに紹介している。また、大野隆司さんのネコ版画も収録されていて、これもしっかり読んでいないと、描けない作品ばかりだった。

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 でも、注目すべきは、ネコ版画じゃなくて、当然ながら作品のセレクト。 決して子供向けとしてとらえるのではなく、いい作品はいいというスタンスがはっきりしてるのがいい。

 もちろん、定番はおさえているのだけれど、ゲド、ナルニア、指輪の前哨ホビットなどがならぶなか、P・H・ラブクラフトや、H・R・ハガードの名が出てくるのが、なんかうれしい。 ま、同世代ですから。

 SFのほうはやっぱり定番だけど、私だったらぜったい選ぶ作品が、5本くらいはいってなかったり。阿修羅王とか。 もちろん、このへんは趣味ですが。

 この本、いわゆる名作の紹介というより、絵本みたいに読めるエッセイというコンセプトのようなんで、子供じゃなく、むしろ中高校生くらいの世代に読んでもらいたいかな。 でもって、若い連中をSF界にひきずりこもうと。(^^)

 または、これからSFやファンタジーをかじってみたいという人にとっても、恰好の入門書だと思う。

 問題は、古典がどのくらい手にはいるかだけど、ざっとチェックするかぎり、絶版になっているのはなさそう。 というか、それもセレクトの基準だったはずで。

 ところで、読売の連載だったというと、担当は西田朋子記者だったのだろうか?

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