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2006.06.11

負けを認めたintelちゃん

 先週は台湾で、COMPUTEX TAIPEI 2006が開催されたこともあって、じつはPC関係のニュースがかなり多かったのだ。 だけど、長文がつづいたせいで (って、自分のせいです)とても手がまわらなくてねー。(TnT)

 そのなかで、とくに注目した記事が、PC Watchの「笠原一輝のユ
ビキタス情報局」 という連載の「 “我々は帰ってきた”、Intelが復活宣言」

 タイトルだけ見るとわからないけど、要するに、intelちゃんがAMDに対する、 ここ数年の敗北を認めたうえで「帰ってきた」、つまり、反攻に転じると宣言したわけ。

 intelちゃんが敗北宣言ですよ。 ずいぶん変わったね。 この記事を見てもわかるとおり、AMDへの対抗心むきだしだし。

 うーんと、自作ユーザだと、たいてい知ってることなんだけど、ここ5年ほど、intelちゃんの主力製品は、NetBurstっていうアーキテクチャを採用してきた。 ところが、こいつ、クロック速度=性能にならない困りもの。

 さらに、電流のリークが大きくて、したがって発熱もすごいという、正直いって「失敗作とちゃうの?」つーくらいのしろものだったのですよ。 いわゆるPentium4ブランドのやつね。

 それだけでなく、デュアルコア化でも、実際には2年近く、AMDに遅れをとっていて、現在も本来の意味でのデュアルコア製品は、発売できない状態がつづいてる。Pentium Dっていうのは、なんちゃってデュアルなので。

 でも、intelちゃんはマスコミを総動員して、AMDより自社製品のほうがすぐれていると、ずっとキャンペーンをつづけてきたわけ。

 その方針を、今回、大転換したということで、 これはすこし大げさにいうと、歴史的ターニングポイントなのですよ。

 理由はたぶん、3つある。 第一。例の独禁法訴訟。 第二。アメリカでのシェア過半数割れ(小売りデスクトップ・ベース)。

 このふたつはネガティヴ要因だけど、第三はポジティヴ。つまり、次の次に出る真正デュアルコア製品のCore Duo、コード名Conroe (デスクトップ)、Merom(ノート)が、かなりいい性能らしいのだ。

 この製品で、AMDの技術的優位に対抗できると、intelちゃんは確信できたんだろう。 それで、これまで主張してきた技術的優位は嘘でしたと、認めちゃったんだな。

 それはそれでいいんだけど、 この敗北宣言、 ニュースにしたのはPCWだけだぜ。 ほかのネットマスコミはスルー。 なぜそこまでintelちゃんの顔色をうかがうのかね。もちろん、大口スポンサーだからだけど。ヽ( ´-`)ノ

(つづく)

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intelのデュアルコアって(^^;

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コメント

なんたって、インテルプレスですからね。あと、転んでないのは元麻布春男だけ。(w

たしかに、CNETはPentium乱売で、AMDとの性能差を穴埋めする、みたいな論調ですから、当然というスタンスなんでしょうね。

でも、最近AMDに鞍替えしたMYCOMがスルーしたのはなぜ? 昔のクセ?(^^)

投稿: よが | 2006.06.12 08:50

オレ的には笠原一輝がこれを書いて、インプレスがこれを載せた、というのが一番の驚きでした。
CNETあたりは、別に今更驚くようなことではない、というスタンスなのかもしれません。

投稿: zak | 2006.06.12 01:07

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