« びわこ旅打ち5 | トップページ | 20万アクセス御礼 »

2006.06.08

セイザーX、アクアルの願い

 すんまへん。できたらさらっと流したかったんですが、話が二極分化しちゃうんで、2本にわけます。またしても濃すぎて。(^^;

 前編が「アクアルの願い」、後編が「レミーの思い」です。TBは前編のこちら、「アクアルの願い」 のほうにお願いしたいと思います。 もちろん、「レミーの思い」のほうでも、両方でも(笑)けっこうです。

 まず、今回も神だったアクアル姐さんから。  おお、シャーク隊長のご先祖さまだし、由衣ちゃんのシャツをみごとにたたむし (なかの人すごすぎ)、ブレが3話かかった境地に、15分で達しちゃうし。さすがは3将軍のリーダーです。いや、リーダーじゃないけど。

 このへん、やっぱり縁側のポチ待遇を省略して、いきなり茶の間から安藤家にはいったせいでしょうか。 春子さんも由衣ちゃんも、 いつにも増して、気をつかってたみたいだし。ふたりとも、アクアル姐さんが繊細だと気づいたのかも。(^^)

 一方、サイクリはお約束どおり、縁側のポチ。 でも、腰縄がないだけ、ブレより待遇いいかも。 バリアで飽きずに遊んでるし、洗濯物を興味深そうに観察してるし。正気にもどったら、全自動物干し機とか、つくってくれそう。

 それを見ながら、ブレが説教します。

ブ「力をあわせた日々を思いだすんだ」
ア「力をあわせたことがあったかしら、私たち?」
ブ「楽しかった日々を思いだせ」
ア「どこが楽しかったのよ?」

 ちゃちゃを入れまくる姐さん。完全にじゃれあってます。これが3将軍本来の姿なのかも。 さらに、なぜ安藤家にいるのかとたずねる姐さんに対して、

ブ「ここならサイクリードも、もとにもどるかもしれねえんだ」
ア「ふつうの家じゃない。なにがあるっていうの?」
ブ「それは……うまくはいえんが」

 ま、ね。 安藤家が宇宙の中心とは、さすがに説明しにくいかも。

 それにしても、この縁側を「ふつうの家」といえる姐さんはすてきだね。 だからこそ、洗濯物もたためるわけで。 バルガレオンのなかにも、こういう縁側つきの家があったほうに100ガバス。

 でも、ブレちゃんと昔どおりに話せるようになったせいか、ついに姐さんの「ツン」も崩れはじめます。

「私たちは宇宙にもどればいいのよ。そうすれば、セイザーXのやつらも、歴史が変わってよろこぶんでしょう?」

 ところが、ここでブレちゃんが、意外な知性の高さを発揮。

「それはだめだ。ネオデスカルがコスモカプセルを集めて、地球制圧の願いを唱えたら、たぶん俺たちは、宇宙のどこにいても、この地球にもどっちまうはめになるからだ」

 なるほど。 たしかに。 そういや、 ブレちゃんは3将軍のなかで、知性も平均以上って設定だった。忘れてたけど。考えたら、たしかに最近のブレちゃんは賢人だもんね。 ただ、くすぐりも忘れませんけど。

「ま、俺たちには、サンダーラのような、強力な意志の力がねえからな」

 すかさず姐さんがつっこみます。

「いばっていわないでよ、そんなこと」

(´・ω・`)apooooonnn

 そのあいだも、サイクリは洗濯物とたわむれてます。それを見たせいか、アク姐はついに「ツン」の看板をはずして、

「私は……自分の居場所がほしいだけよ。こんな気持ち、あんたにはわからないでしょうね。
私にはもう、なにもないのよ……ひとりでそんな思いを抱えて」

 そういわれると、黙っていられないのが好漢ブレちゃん。

「おまえはひとりじゃねえ!」

 でも、切り返しはアク姐のほうが上。

「俺がいるとか、いわないでよ!」

キタ━━━(゚∀゚)Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!

 もうね、アクアルさん最高です。 セイザーにつきあっててよかったと思える瞬間。アクアルたん、ビジンダーをこえて、着ぐるみ敵キャラの最高峰にのぼりつめますた。

 とはいえ、主役のブレちゃんも、まきかえしに必死。

「おまえはまだ、わかんねえだろうがな。 みんな、どこかでつながってるんだ! 俺はここでそれを学んだ。 ねえ?」

 あいたたたた。 春子さんとその娘さん、 このシリアスな話を聞きながら、しっかりスナック類を用意してましたですよ! さすがは大宇宙の中心。

 ちなみに、春子さんに「ねえ?」と、聞いたのは、この言葉が春子さんのうけうりだから。 このへんも、脚本の林さんすごい。 38話ぶんのセリフ、行動すべてが連動してる。

 さらに、由衣ちゃんはサイクリを指さして、声にならない悲鳴をあげた! 一同が縁側を振り返ると、

 サイクリ、干してあったシーツをかぶり、ぱたぱたしながら、

「翼がほしい~~~っっっ!!」

 さらにさらに、もういっちょ、決め手が。 ブレ。

「こら! 洗濯物にさわるな~~っ!」

 3将軍、神になりました。

 つか、ずいぶん前から神だったんだけどね。 敵キャラが個性的なほど、その作品は完成度が高くなるっていう法則がある。 現実問題として。 正義のキャラじゃないのよ。作品の価値を決めるのは。

 3将軍、神になりました。(´・ω・`)

 これで、やっとストーリーの半分だからね。

 私は内輪ウケが大嫌いだから、市ポンとかが映像に出てたのは無視する。 つか、特撮史上にのこる傑作、セイザーXだから、予算圧縮のため、スーツアクターとか監督とかを、エキストラに使ったと思うことにする。 あ、SAさんは出てきていいんだ。 役者なんだから。 でも、市ポンはだめ。

 そこを見なければ、今回の作品もほんとに神だった。もちろん、いちばんはアクアル姐です。 すごいね!

 市ポンはSFとか知らないみたいだけど、それは関係ない。「このお茶の間」を理解したクリエイターは、やっぱりレベルが高いと思う。 だから、市野監督、GJだよ。

 次がもしあったら、内輪ウケを完全に排除して、もっと神がかった作品をつくってください。 つー感じがひしひしとしました。(^^ゞ

(「れみーの思い」につづく。まだ書いてないけど)

|

« びわこ旅打ち5 | トップページ | 20万アクセス御礼 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/40142/10429977

この記事へのトラックバック一覧です: セイザーX、アクアルの願い:

» 超星艦隊セイザーX第35話「明かされるレミーの過去」感想 [mk.com記録書庫]
此處【処】まで展開が讀【読】めないドラマは初めて。シャーク隊長の決意と覺悟が宗二郎によつて語られる下りや、其れでも隊長には生きてゐて欲しいとレミーが懇願する場面は本氣と書いてマジで泣けた。今までの伏線が結構明らかに成つた囘【回】でもある。500年の時に耐へた茶筒が凄い。 茶の間と庭にゐる宇宙海賊達 安藤家にゐるアクアルの圖【図】が見られるとは、想像もしてゐなかつた。ツンデレなアクアルをもてなさうとする春子と由衣に對【対】し、「お構ひなく」と答へるブレアードはもう日本で充分暮してい... [続きを読む]

受信: 2006.06.08 22:54

» セイザーX感想 #35 [振り向けば二次元]
今日の主役はシャーク隊長とレミー?ついにレミーの過去が明らかになりました。サブタイトルで「○○の過去」とか「○○の秘密」とか「明かされた○○」などと書かれていても実際には過去や秘密が明かされないことが多いのですが、さすがに最終回が近い所為か、ちゃんとレミーの過... [続きを読む]

受信: 2006.06.09 08:46

» セイザーX 35話 [ヨメブログ。]
本日しのぶさんにサイクリ富田さんのブログを教えて頂きました! セイザー隊はいかねばなりませんYO! 富田稔日記dos。 シャーク隊長は、アクアルたんの血筋の方でしたか。 えーっと、そのサイクさんは庭でバリアと戯れております。 ボイーン ユイちゃんキタ━―━―━―(゚∀゚)━―━―━―!! ママと二人で甲斐甲斐し将軍達の面倒を見ております。 ブ「あ、どうぞおかまいなく」 ああん、もうブレちゃんたら、遠慮しちゃって。 サイクの壊れっぷりは留まるところが... [続きを読む]

受信: 2006.06.09 11:33

» セイザーX 第35話 明かされるレミーの過去 [ばんどわごん]
いよいよレミーの過去が語られ物語の核心が見えてきました。今回も見所がありすぎてと [続きを読む]

受信: 2006.06.09 15:17

» SAZER X #35 [MEICHIKU なんでもぶろぐ]
「シャーク隊長が宇宙海賊の末裔?」ということから、今回はキャラの秘密が分かるという物語。しかも'70'sヒーローに多く見られた「自己犠牲型ヒーロー」という物語に益々突き進んでいきます。また、全38話なので、今回が終わるとあと3回ということもあって、クライマックスに向けてラストスパートです。ということでBGMだが、今回の物語は「生い立ち」ということがポイントなので、壮大なスペース・オペラである「スター・ウォーズ」でも出生の秘密ということが物語の縦糸になっていた「エピソード6 ジェダイの帰還」(公開当時... [続きを読む]

受信: 2006.06.09 18:06

» 強がんなよ,かわいくねぇな - #035 明かされるレミーの過去 [V.S.A.]
超星艦隊セイザーX 第35話「明かされるレミーの過去」. いやはや,ほぼ周回遅れの感想文です.危うく,次回の本放送に抜かれるところでした.なにせ今週は本当にドタバタした週でして,喜びあり,笑いあり,悲しみありという喜怒哀楽の激しい週でもありました.ってな,ことはセイザーX には全く関係ありませんけど... [続きを読む]

受信: 2006.06.10 09:09

» 「超星艦隊セイザーX」の最終局面にあたり―― [『真・南海大決戦』]
う~~む… 実は、とんでもない伏兵、それが「セイザーX」の印象なのだ。番組が始まる当初の期待値は、「カブト」を100とした場合、「セイザーX」は15ぐらい。 って、その期待値でも観るのね、オレ! そりゃあ、やっぱ特撮修羅の道を歩んでいますからね。 何ゆえそんなに期待値が低いのかと申しますと。 前作「ジャスティライザー」、前々作「グランセイザー」。 これが、言っちゃ悪いけど、あくまでオレの見解でしかないけれど あ、前2作好きな人はココから目をつぶって下さい。 酷い!... [続きを読む]

受信: 2006.06.11 18:44

« びわこ旅打ち5 | トップページ | 20万アクセス御礼 »